メタル社長 人生のトリセツ

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【見るべきか見ぬべきか】映画:『ヒトラーの忘れもの』

気になるが、見るべきか見ぬべきか迷っている人へ送る

メタル社長の映画批評シリーズ

 

メタル社長の映画批評シリーズとは?

 

今回の映画は

 

ヒトラーの忘れもの』

 

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「ヒトラーの忘れもの」予告編

 

  

・【結論】見るべきか見ぬべきか

 

★★★☆☆(星3つ)

暇なら見るべし!

 

しんみりしたい気分、重い映画を見たい時には良いかも。

 

※ 評価の仕方はこちらをチェック

 

 

・概要

ナチス・ドイツが白い浜辺に残したのは地雷だけだったのか―?
砂の下に封印されていた 真実の物語


第二次大戦後のデンマークで、ナチが埋めた200万個以上の地雷を撤去したのは、大半が15歳から18歳のドイツ人少年兵だった。異国に置き去られた彼らは、母国の罪の償いを強いられるように危険な作業を命じられ、半数近くが死亡、もしくは重傷を負ったという。
デンマーク国内でも知られることのなかった残酷な史実を題材にした本作は、戦争の矛盾に満ちた現実を浮き彫りにし、観る者に問いかけてくる。

 

人は憎むべき敵を赦すことができるのか?
いかなる残酷な状況においても、生きるための希望を抱き続けることは可能なのか?


美しい海が広がる白い浜辺に残された“真実の物語”が、あなたの心を激しく揺さぶるだろう。

脚本・監督はデンマークの新鋭マーチン・サントフリート。一触即発の地雷除去シーンを生々しいスリルをみなぎらせて描く一方で、敵同士であるデンマーク人軍曹と少年たちの間に芽生える疑似親子のような絆を感動的に映し出す。数々のコントラストが強烈な印象を残す本作は、デンマークアカデミー賞にあたるロバート賞で作品賞や監督賞を含む6部門を独占。世界各国の国際映画祭でも高く評価され、第28回東京国際映画祭ではラスムスン役のローラン・ムラとセバスチャン役のルイス・ホフマンが揃って最優秀男優賞を受賞した。

作品情報 | 映画『ヒトラーの忘れもの』公式サイト – シネスイッチ銀座他にて絶賛公開中!

 

監督のメッセージ


本作で描かれているのは、デンマーク人のほとんどが目を背けてきて知られていない史実です。


私は誰かを非難したり責任を追及しているわけではありません。ただ、ドイツ人を怪物扱いしない映画があっても面白いんじゃないかと思ったんです。第二次世界大戦の後始末のためにドイツ人の少年たちが犠牲になるという物語を。でも、結局のところ人間についての映画で、憎しみがいかにして赦しへと変わっていくかが描かれます。国に代わって懺悔することを強要された少年たちの物語です。少ない登場人物たちを通して、誰もが共感できる物語を作り、観客に恐怖や希望、夢、友情、そして生への渇望のパワーを体験してもらいたかったのです。

 

ドイツ軍捕虜に地雷除去をさせるというイギリスの提案により、当時のデンマーク政府は政治的ジレンマに陥りました。要求を断れば、国内世論からも連合国からも非難を浴びる。戦後のデンマークは国として、評判が良くなかったんです。一方、イギリスは汚点のない英雄で、デンマークを解放に導きました。それでも、若きドイツ軍捕虜に地雷を除去させることで、デンマーク戦争犯罪に加担することになるのではないかと議論されるべきだったと思います。

 

映画制作者の間には、「人間は美しくなければならない」「美しいとは欠点がないことだ」という暗黙の了解が存在します。私は、人それぞれに歴史があるから人間は一人ひとりが興味深いのだと思っています。苦悩や心の傷、内なる悪魔があったって別に構わない。人間の醜悪さばかりを見せるつもりはなかったけれど、醜悪さのなかにこそ自分は何者なのかが見えると思うのです。

 

本作は人道的な映画です。観客は少年たちに希望を託すし、悪夢のような任務を生き延びてほしいと祈るでしょう。残虐な体制に属していたことを受け入れられないにしても、彼らは再び人間らしさを取り戻せると信じなければならないんです。ある意味、私たちは質問を投げかけていると思います、「ナチの恐怖を象徴する個々に同情することはできるのだろうか?」とね。

 

作品情報 | 映画『ヒトラーの忘れもの』公式サイト – シネスイッチ銀座他にて絶賛公開中!

 

 

 

 

・感想(ネタバレ無し)

 

題材が題材だけに、

そりゃ、重い。。重いよ。。。

 

特にお涙頂戴の感動系でもないし、アクションシーンも無ければ、

派手なシーンもない、人間の心にフォーカスされた映画。

 

でも、なんか人間味や、温かさも感じられる。胸グソ悪い感じもない。

これ系にありがちな、勧善懲悪感や、後味の悪さもないので、

 

しんみりしたいときや、落ち着いた映画みたい時には良い映画。

 

 

傑作ではないが、佳作。見て損はない。

 

この映画の一番のポイントは監督も言っているが、欧米の戦争映画の定番

 

ナチス(ドイツ)=完全悪

 

構図を個々の人間にフォーカスすることで壊すとともに、正義と悪の描き方、バランスが美しい

 

内容としては、一言でいうと「こんなことあったんだー」という感じ。

第二次世界大戦後のデンマークに地雷撤去のために送られたドイツ兵が描かれる。地雷撤去を強要された2000人以上のドイツ兵のうち約半数が命を落としたり手足を失ったといわれている

 

そして、日本も他人事ではない。

ソ連によるシベリア抑留では、終戦後、約107万人の日本人が強制労働に従事させられ、約34万人が過酷な環境で死亡した

 

戦争モノは、戦時中や戦後の復興にフォーカスされることが多いが、戦後の闇にフォーカスした貴重な映画。時間があるなら見て損はない。

 

 

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